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	<title>Column &#8211; 細貝萌オフィシャルウェブサイト</title>
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	<description>細貝萌のオフィシャルウェブサイト。細貝選手からのメッセージを掲載。</description>
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	<item>
		<title>【Column-093】新たなる旅へ。</title>
		<link>https://hajime-hosogai.net/archives/6009</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[hosogai-staff-]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 26 Mar 2025 21:04:28 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Column]]></category>
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					<description><![CDATA[昨季限りでの現役引退を表明した細貝萌は今、ザスパ群馬の社長代行兼ゼネラルマネジャーの任を負い、そのセカンドキャリアへの意欲を滾らせている。 「今年の1月までは選手としての契約としてクラブに携わっていましたけども、2月から…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>昨季限りでの現役引退を表明した細貝萌は今、ザスパ群馬の社長代行兼ゼネラルマネジャーの任を負い、そのセカンドキャリアへの意欲を滾らせている。</p>
<p>「今年の1月までは選手としての契約としてクラブに携わっていましたけども、2月からは社長代行兼GMの業務に移り変わりました。ただ前提として、まずはしっかりとしたプロセスの下で定時株主総会での承認を経て正式に代表取締役社長兼GMに就く流れです。今日も稟議書を確認したり、クラブハウスで全体会議を実施したりして、僕の考えや思いを共有させてもらったりしています。携わる業務は選手時代とは全く変わりましたけども、僕自身はとても充実した時を過ごさせていただいています」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>プロサッカー選手からクラブフロント・経営者への転身は、その人生の“景色”が全く変わることも想像できる。しかし、かねてから自身のセカンドキャリアの重要性とその意義を認知していた細貝にとっては、新たなる今の人生はスムーズに受け入れられるものだった。</p>
<p>「個人的にはそれほどギャップは感じなかったんです。もちろんクラブの社長をイメージはしていなかったんですけども、おぼろげながらも経営者という立場については興味があって、その道に進めたらとは思っていました。ただ、重要なのはここからだと思うんですね。これまでは選手だから許されていた部分があったと思う。でも、これからは社長、経営者としての責任を問われる。その意味では、今のザスパ群馬が求める目的、将来像をもっと明確にしていかなければならないと思っています」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>プロサッカークラブが求める目的は様々だ。ザスパ群馬に関しては昨季J2からJ3への降格を喫し、今季は再び上位カテゴリーへの昇格を目指して挑戦を始める立場だ。まだ経営規模の問題もある。クラブ収入の増加は永続的に存在し続けるためにも避けては通れず、クラブフロントサイドとしては最重要に定めるほどの目標案件である。</p>
<p>「クラブの目的が僕自身の目的に繋がる。それが大前提です。そのうえで現状求めたい部分は、やはりまずは現場の成績。これを高めない限りは前へ進めないと、僕も承知しています。ただ、結果に拘っていく中で、クラブはそれを数字面（収入）にもリンクさせていかなければならない。やらなければならないことはたくさんありますよね。でも、だからこそ挑戦する価値があると思うし、その意欲もあります」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>現在のザスパ群馬は厳しい経営状況に晒されている。また先述したようにリーグカテゴリーも下降し、ファン・サポーター、そして地元の人々への関心を繋ぎ止められるかという懸念もある。</p>
<p>「すでに明らかになっているように、今のザスパは3年連続赤字計上で、非常に厳しく、簡単に改善できるものではないことも承知しています。ザスパの本拠地である群馬県では太田市をホームタウンとする群馬クレインサンダーズというプロバスケットボールのB.LEAGUEに所属するクラブがあるんです。このクレインサンダーズを取り巻く状況は非常に活況で、基盤のしっかりしたスポンサーのサポートを受けながら太田市にアリーナ施設を建設して良い選手を獲得して集客が増加しています。つまり群馬にはスポーツへの関心の高さは間違いなくあるわけで、その勢いはサッカーではなくバスケットボールにも傾いている実感があります。でも、僕自身は世界的に見ても、そして日本でもサッカーをプレーしている方々は多いわけで、サッカーに対する潜在的な興味は未だにあると思っているんです。群馬県のプロサッカークラブの代表であるザスパとしては、そんな方々に向けてサッカーへの魅力を発信していかなければならない。今の僕の立場としては、もっと多くの方にサッカースタジアムに足を運んでもらえるような施策を常に模索したいと思っています」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>群馬県のサッカーの話題といえば、今年初頭の全国高校サッカー選手権大会で群馬県代表の前橋育英高校が7大会ぶり2回目の優勝を成し遂げたのは記憶に新しい。その前橋育英高校は細貝の母校であり、サッカークラブを率いる山田耕介監督は細貝の恩師で、かつザスパ群馬の前・取締役会長で現在は取締役相談役を務める。高校サッカーの現在の盛り上がりや注目度、人気はザスパ群馬も見習い、活用していく一つの手がかりになりそうである。</p>
<p>「前橋育英高校が優勝したことで、群馬県内のサッカー熱、特に高校年代におけるサッカーへの興味が盛り上がっている実感があります。その中では、『高校サッカーのほうが面白い』といった感想をお聞きしたりもするのですが、それでもプロサッカークラブとしてはシーズンを通して戦ってタイトルを目指すという魅力もあるわけです。いわゆる、日常の中でのサッカーの在り方みたいなものを群馬のサッカーファンの方々が認識していただければ、ザスパから新たなサッカーの魅力を提示することが出来るのではないかと思っています。また高校年代の話を関連しますが、今後はザスパのアカデミー組織も重要視していきたいと思っています。海外のサッカークラブもそうですが、自らのクラブで育ったアカデミー選手がトップチームに加わって活躍する未来が思い描ければ、地元の方々にその希少性と魅力を感じていただけるのではないかと思うんです」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>細貝は現役時代に浦和レッズ、柏レイソルなどのJリーグクラブ、そしてドイツ・ブンデスリーガのレヴァークーゼン、アウクスブルク、ヘルタ・ベルリン、シュトゥットガルト、トルコリーグやタイリーグなどの多くのクラブに在籍した経験がある。その実績を踏まえて、今のザスパ群馬が他のクラブと比して足りない部分、レベルアップしなければいけない項目は何だと捉えているのだろうか。</p>
<p>「集客はまさにそうなんですが、実際に今の職務に携わってみて感じているのは、『集客を増やすのはそんなに簡単なことではない』ということ。SNS活動を活発化させれば目に見える形で増えるかというと、そんなに単純なものではないですし、様々なっ取り組みが複合的に絡み合ったうえで、その成果が示されるとも思うんです。露出を如何に増やすかというのは重要ですけども、肝心要の結果が伴わなければ持続的な集客は見込めない。結果を残すためには現場の強化を進めなきゃいけないですし、露出を増やすための宣伝を行うにも資金が必要になる。そして、資金を投入しても集客に直結するとは限らない。そもそも今現在のザスパは経営状況が厳しいわけですから、どこにお金を掛け、集客に繋げるのかを慎重に、そして論理的に進めなければならない。本当に難しいタスクなんですが、それでも今の僕はこの職務をとても有意義に感じているんです。でも、これからのザスパ群馬は変わりますよ。そのために努力はしていますから。」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今季のザスパ群馬はJ3リーグで6試合を消化して2勝1分3敗の12位に位置している。現場サイドの現状についてはどのように感じているのだろう。</p>
<p>「満足いく結果ではないのは確かですね。開幕からは1分1勝の成績で新監督の下で新たなチームのスタイル、指針は見せられたと思うのですが、その後のアウェー2戦で連敗してしまいました（その後は1勝1敗）。昨季からはチームスタイルが刷新されたので、序盤は難しい戦いが続くかもしれないとは思っていますが、それでも明快な結果が得られない現状はもどかしいですよね。ただ、今季から指揮を執っている沖田優監督には良い意味での拘りがあり、選手たちもその拘りを突き詰めようとしてくれている。その点に大きな希望を感じているので、このまま良い方向性を見出せたらなと思っています」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>試行錯誤しながら、それでも高いモチベーションを維持して意欲的に、細貝萌社長代行兼GMはザスパ群馬でのセカンドキャリアをスタートさせた。</p>
<p>「僕自身、まだまだ学ばなければならないことは多いと思っています。今は許されていても、実際にこの職務に就いて、表面的にその成果や目的が明確に示されなかったら厳しい評価を下されるとも思っている。何事にもトライしていく。それがなければクラブの未来はない。それくらいの覚悟で、この職務に邁進していきたいと思います。」</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【Column-092】「My home town-06」『厳しかった2022シーズン』</title>
		<link>https://hajime-hosogai.net/archives/4729</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[hosogai-staff-]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 27 Oct 2022 08:31:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Column]]></category>
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					<description><![CDATA[厳しく困難なシーズンが終わった。 細貝萌の所属するザスパクサツ群馬はJ2リーグで残留争いに飲み込まれ、最終的には11勝9分22敗の勝ち点42で20位となり、辛うじてJ2への残留を決めた。 &#160; キャプテンを務めた…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>
	厳しく困難なシーズンが終わった。
</p>
<p>
	細貝萌の所属するザスパクサツ群馬はJ2リーグで残留争いに飲み込まれ、最終的には11勝9分22敗の勝ち点42で20位となり、辛うじてJ2への残留を決めた。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	キャプテンを務めた細貝はシーズン序盤の3月６日、J2・第3節・ベガルタ仙台戦で左足関節脱臼骨折の重傷を負い長期離脱を強いられ、当初は全治6か月と診断されたものの、チーム成績低迷の中で早期復帰を決断。
</p>
<p>
	7月10日の同第26節・町田ゼルビア戦で約4か月ぶりの途中出場を果たすと、その後はリーグ戦で全試合先発出場してチームを牽引し、何とか最低限の目標であるJ2残留を果たした。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	「シーズンを通しての結果を見ると、一選手として情けないと思う。チームの当初目標、そして僕個人が目指していたところではなく、最終的にシーズン終盤で残留という目標に切り替えなければならない状況になってしまった。その点は非常に残念でした。今季始めに掲げた目標が達成できないことがわかって、現実を直視しなければならなくなったわけですからね」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	今季のJ2はシーズン半ばから熾烈な残留争いが続いた。そのライバルは多岐に渡り、群馬にとって多くの試合がサバイバルマッチになっていった。
</p>
<p>
	「クラブがJ3に降格するか、それともJ2で戦い続けられるか。その結果によって各々の未来が全く変わってしまう。それはクラブとしてはもちろん、個人の環境にも関わることで死活問題ですよね。その未来を死守するために、僕自身はキャプテンとしてプレッシャーを感じながら日々を過ごしていました」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	キャプテンの任を負いながら、大怪我をしてしまったことも痛恨だった。
</p>
<p>
	「早い段階で怪我をしてしまったことでその数ヶ月間はピッチ上で力になることができなかった。とにかくプレーし続けることで少しでもチームの手助けができると思っていたので、その点も含めて本当に辛かったです。ただ、キャプテンとしてできることはやろうと思っていたし、今振り返ればベストを尽くしたとも少しは感じています。クラブを降格させなかったこと、この点に関しては大きな成果だと思っている。これすら達成できなかったら、キャプテンである僕の責任は甚大だと思っていましたから。僕に付いてきてくれたチームメイトや信頼を寄せてくれたコーチングスタッフ陣、支えてくれたスポンサーの方々、そして僕の地元である群馬の町の人々、サポーター、ファンの方々には感謝の言葉しかありません。周りの支えがあったからこそ残留を果たせたし、毎日辛いリハビリにも耐えることができた。キャプテンとして、それを改めて噛み締めています」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	苦しいシーズンを戦った中で、自らのプレーパフォーマンスにも言及した。
</p>
<p>
	「僕自身は大きな怪我を負った中で、それでも気持ちを途絶えさせずに戦う姿勢だけは絶対に崩してはいけないと思ってやってきました。そうすればその情熱は観ている人、応援している人に伝わっていると信じて。その心だけは貫いて1年間走り続けてきたつもりです。だから、まだまだ現役としてプレーは続けますよ。プロサッカー選手なので、全ては契約次第ではあります。所属クラブに残る選手、移籍を決断する選手、あるいはクラブから何らかの通達を受ける選手など、その状況は様々だとも思います。チームから『いらない』と言われれば、その場を去らなければならない。僕はそういう世界で生きているし、自分の年齢を考えても厳しい選択を強いられる可能性は年々高まっているとも思っている。例えば所属チームの監督が代われば、当然チーム編成にも変化が生じる。クラブやチームの方針が変われば、選手自身は新たな選択を強いられるかもしれない。ただ、それでも僕の中では、まだまだプレーできると信じているし、もちろんチームに貢献できると思っている」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	細貝は、それでもプロサッカー選手としてのモチベーションを絶やしていない。
</p>
<p>
	「一応今シーズンが終わって、これからオフ期間に入るわけですけども、今年はまず一度治療にはいります。それが今後も現役生活を続ける原動力になるし、しっかりメンテナンスしたい。実はまだ、負傷を負った骨折箇所の治療が必要で、まずはその箇所を正常にしなくてはいけない。とりあえず痛み止めが必要ではなくなるまでに持っていかなくてはですね（笑）。もちろん多少は無理をしてしまった実感もある。だからこそ来シーズンに向かっていく為、しっかりスケジュールを組みたいと思っています」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	野心は絶えず。細貝萌のプロサッカー人生は、これからも続く。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	（了）
</p>
<p>
	　
</p>
<p>
	　
</p>
<p>
	　</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【Column-091】「My home town-05」『復帰への道程』</title>
		<link>https://hajime-hosogai.net/archives/4660</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[hosogai-staff-]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 10 Jul 2022 01:37:31 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Column]]></category>
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					<description><![CDATA[&#160; &#160;3月6日のJ2リーグ第3節、ベガルタ仙台vsザスパクサツ群馬で負傷交代した細貝萌は、その後に左足関節脱臼骨折と診断されて2日後の8日に手術を行い、全治6か月と診断された。 「ボールを奪いに行った…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	&nbsp;3月6日のJ2リーグ第3節、ベガルタ仙台vsザスパクサツ群馬で負傷交代した細貝萌は、その後に左足関節脱臼骨折と診断されて2日後の8日に手術を行い、全治6か月と診断された。
</p>
<p>
	「ボールを奪いに行ったときにスライディングした左足が芝に引っかかってしまって、脱臼骨折してしまいました。これまでの自分のサッカー人生の中では、最も症状の重いケガになってしまいました。その直後には足が元の方向に戻っていたので、なんとかプレーし続けようと思ったんですけど、足を地面に付けられる状態ではなく立ち上がることすら出来なかった」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	今季の細貝は群馬の新指揮官に就任した大槻毅監督からチームキャプテンに任命され、故郷のクラブに全身全霊を注ぐ覚悟を備えていた。J2開幕からの2試合を1勝1分とした後の仙台戦は飛躍のきっかけを掴む重要なゲームとも捉えていたが、思いがけぬアクシデントに見舞われて長期戦線離脱を余儀なくされた。
</p>
<p>
	「かなり複雑な思いを抱きながらのリハビリ期間になりました。ケガをしてしまったことに関してもかなり落ち込みましたけども、それよりも、本来ならばキャプテンとして先頭に立って皆を引っ張っていかなければならない立場なのに、それができないことが一番辛かった。それは入院していたときだけでなく、その後のリハビリ期間に移ってからもそうだったんです。今、チームが苦しい状況でなかなか良い成績を上げられないでいるのを見ると、よりその感情が高まってしまうんですよね。自分の責任は大きいと」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	細貝自身は今季の大槻監督体制でのチーム作りに手応えを感じていたという。
</p>
<p>
	「チームは間違いなく良くなっているという感触があった。でも、今は結果に結びついていない。でも選手たちは間違いなく成長していると思う。だからこそ、自分の力を注いでチームを少しでも支えたかった。ただ、それは今からでも十分できる時間があると信じている。そのために、今の僕は少しでも早く復帰することを目指しているんです」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	辛く厳しいリハビリはしかし、本人の揺るがぬ意志でその期間を大幅に短縮させようとしている。
</p>
<p>
	「ケガに関しては、かなり順調に回復しています。当初は全治まで6か月かかると言われていたし、復帰は9月中旬ぐらいだろうとの診断だった。でも手術から4か月経った今の時点ではかなり順調だと思う。その点はドクターやトレーナーも認識してくれていて、今はできるだけ早くピッチへ戻りたいと思っています。ただ、身体に不自由がなく日常生活を送れていますけども、サッカー選手としてプレーした場合の強度に関しては別の観点があるので、その点は慎重に見極めて復帰までの過程を歩みたいと思っている。ピッチに戻ったときにどれだけチームの力になれるかだと思うので」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	もちろん本人には焦りもある。少しでも早くチームに加わりたいと思うからこそ、リハビリ強度を高めてオーバーワークしてしまうこともある。36歳になった彼にとって、身体を酷使することは現役生活の終焉を早めてしまうリスクにも繋がる。それでも、苦境に立つ群馬を救いたい一心で早期の復帰を目指す。
</p>
<p>
	「外からチームを観ていて、復帰した自分がどんな役割を担えるかというよりも、単純にピッチに立つことで周囲に影響力を与えることが出来れば嬉しい。僕は決してうまい選手ではないから。でも僕はキャプテンですから。これまでチームに貢献できなかった分、復帰してからはリーダーとしてこのチームを支えたい。今のザスパは下位にいますけども、他チームとの勝ち点差を考えれば、まだまだその順位は挽回可能だと思っている。
</p>
<p>
	今の群馬には土台が必要なんです。そのためには大槻監督の力が必要で、選手はそれを信じて戦い続けなければならない。僕はそう思っているので、これから緩やかにでも右肩上がりで成績を上げるための努力をしたい。この時期を耐えながら成長することで未来への道筋を見出せるはず。それはチームも、そして僕自身も」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	様々な国でプレーしてきた細貝には残留争いの経験もある。
</p>
<p>
	「ドイツではアウクスブルク在籍時代に残留争いをして、しっかり1部に残った経験がある。一方で、レイソルに在籍したときは残念ながらJ2に降格してしまって、しかも僕自身は出場機会を全く得られないことが多くチームに貢献できなかった無念さが今でもあるんです。今季のザスパでは、そのときと同じ轍を踏みたくない。その思いもあるから、本当に早く復帰して、チームの一員に再び加わりたい」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	急ピッチで復活への道のりを進む。その勇姿を見られるまで、あともう少し。その時が近づいている。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	了</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【Column-090】「My home town-04」『キャプテン就任』</title>
		<link>https://hajime-hosogai.net/archives/4452</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[hosogai-staff-]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 31 Jan 2022 00:51:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Column]]></category>
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					<description><![CDATA[　2022シーズンのザスパクサツ群馬は、細貝萌がキャプテンを務めることとなった 「今季からザスパクサツ群馬の指揮を執る大槻毅監督と話をしていく中で、『キャプテンに就任してくれ』というお話を頂きました。僕としては、そのよう…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>
	　2022シーズンのザスパクサツ群馬は、細貝萌がキャプテンを務めることとなった
</p>
<p>
	「今季からザスパクサツ群馬の指揮を執る大槻毅監督と話をしていく中で、『キャプテンに就任してくれ』というお話を頂きました。僕としては、そのように言ってもらえるのであれば『もちろん、引き受けます』とすぐに返事をしました。当然のようにチームのために、もちろんキャプテンであろうと、そうでなかろうと、自分自身のやることは何も変わらないと思っていましたけども、改めてキャプテンを務めることになったことで責任感も強く芽生えたように思います。僕はここにいる選手の中では年齢が高く、海外、国内を含めて様々なクラブを渡り歩いてもきました。その経験値をチームに良い形で還元できればと思っています。その意味では、ある程度のプレッシャーに関しては他の選手に比べ自分の中でコントロールできるとも思っていて、キャプテンの任を務める覚悟は出来ていますよ」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	　昨季のザスパクサツ群馬はJ2の残留争いを強いられ、最終節でようやくその最低限の目標を達成できた。今季は新監督を迎えて心機一転、上位争いに参入する心持ちだろうが、その中でもシーズンの間には厳しい局面に直面する可能性もある。
</p>
<p>
	「もしもチームが苦しい場面に直面した場合、あえて自分に目を向けてもらうことで他の選手たちが受けるであろうプレッシャーを軽減させたいと考えています。重要なのは、ピッチ上で如何に選手たちが能力を発揮できるか。そのためには僕自身が様々なプレッシャーを引き受ける役目を負い、他の仲間にはフレッシュな気持ちで堂々とプレーしてほしい。それがチームの結果へと繋がれば、これ以上の喜びはないですからね」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	　リーダーシップを発揮してチームを高みへと導く。そのためには当然プレー面での貢献も必要になる。
</p>
<p>
	「それは大前提で、プレーで皆を引っ張っていく覚悟はある。1試合、1試合、常にベストを尽くすことをファン。サポーターの方々に約束します。チームの全員が同じ方向を向いて、大槻監督が求めるものを実践していく。その結果、最終的にチームの目標を達成したいと思っています」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	　細貝は自身のキャリアの中で初めてキャプテンの任を務める。
</p>
<p>
	「この年齢になり、以前と比べても責任感が強くなっているのは確かです。また、僕は若い時を除くと海外のクラブに在籍していた期間が長く、母国とは異なる文化や言語でもあったことで、もちろんゲームキャプテンはやった事は当然あるのですが、自分自身がキャプテンというイメージは全くなかった。でも、群馬は僕が生まれ育った場所でもあり、このクラブに在籍することになってからはもちろん自分が皆を引っ張っていかなきゃいけないという気概もあった。」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	　まだ新シーズンが始動したばかりだが、細貝自身は今季の群馬に確かな手応えも掴んでいる。
</p>
<p>
	「大槻毅監督の新体制の下でチームは間違いなく良い方向に向かっていると感じています。とにかくチームの結果が出るようにベストを尽くしたい。皆さんご存知の通り、大槻監督はとても情熱があるし、選手に対して様々なことをとても分かりやすく説明してくれている。群馬に在籍している選手の中にはまだそこまで多くの経験を積んでいない選手もいたり、大槻監督が以前指揮を執っていた浦和レッズの選手たちとも少し違うかもしれない。けども、僕はザスパクサツ群馬というチームに大槻監督は非常に合っているんじゃないかと思っている。それは数日トレーニングを積んだ時点ですぐに僕が感じた印象ですね。それは僕だけじゃなく、他のチームメイトもそう思っているのではないかな。ただ、大槻監督が求めるものを選手たちがしっかりと表現できないと良い結果は当然出すことは出来ないと思う。だからこそ僕自身の求められる役割はとても大きいと感じています。今シーズン、ザスパクサツ群馬は『Beyond THESPA（ビヨンド・ザスパ）～ザスパを超えろ<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/203c.png" alt="‼" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />～』というスローガンを掲げたんですが、今までのザスパを超えていく。その為にベストを尽くしていきます。」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	　キャプテンは監督とのコミュニケーションを密にして、その考えをチームメイトに伝えなければならない。また逆に、チームメイトの意見や思いを指揮官に伝達する役割も担う。
</p>
<p>
	「もちろん選手とスタッフ陣の連携もとても大切になってくると思います。キャプテンである僕は、そのどちらの立場も尊重しながら、常にチームが良好な状態を保てるように配慮していきたいと思っています」
</p>
<p>
	　新たなる役割と責任を得たことで、細貝自身も自らの成長を促そうとしている。ひいてはそれがプレーの原動力になり、今季のザスパクサツ群馬の躍進へと繋がることを願う。
</p>
<p>
	（了）
</p>
<p>
	&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【Column-089】「My home town-03」『2021シーズンを終えて』</title>
		<link>https://hajime-hosogai.net/archives/4379</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[hosogai-staff-]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 21 Dec 2021 05:11:40 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Column]]></category>
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					<description><![CDATA[　細貝萌の所属するザスパクサツ群馬はJ2リーグの最終節で大宮アルディージャに1-3で敗戦。その結果、年間42試合で争われたJ2で9勝14分19敗の勝ち点41となり、残留圏の18位でフィニッシュした。 　昨季から続くコロナ…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>
	　細貝萌の所属するザスパクサツ群馬はJ2リーグの最終節で大宮アルディージャに1-3で敗戦。その結果、年間42試合で争われたJ2で9勝14分19敗の勝ち点41となり、残留圏の18位でフィニッシュした。
</p>
<p>
	　昨季から続くコロナ禍の影響で、今季2021シーズンのJ2は22クラブ中4クラブがJ3へ降格する厳しいレギュレーションとなった。その中で、群馬はシーズン序盤からなかなか勝ち星を積み上げられず、7月には奥野僚右監督を解任して久藤清一ヘッドコーチが後を引き継ぎ監督へ昇格し、ここまで戦ってきた。9月23日に群馬へ加入した細貝は残留争いを強いられるチームへと合流したわけで、相応の責任と結果を求められることになった。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	「最終節の大宮戦は19位のSC相模原の試合結果も睨みながらのゲームでした。僕らも後半の途中くらいには相模原が0-2、0&minus;3で負けているという情報を伝えられていた。ただ、それでも目の前の試合に注力しプレーしていたけども、その前の2試合に比べると、チーム全体として全く良いパフォーマンスを発揮できなかった。結果的には、相模原が勝利できなかったことで辛くもJ2に残留することができたけど、もうあんな試合は絶対にしてはけない」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	　細貝は3月末に当時所属していたタイ・リーグ1のバンコク・ユナイテッドでの活動を終えてから群馬に加入する9月下旬まで、幾つかの事情でフリーの立場を続けていた。これだけの期間、サッカーから離れていたのはプロサッカー選手になってから初めてのことで、その結果、群馬加入後は心身のコンディションを整えるのにそれなりの時間を要してしまった。
</p>
<p>
	「バンコク・Uとの契約を終えてから群馬に加入するまでの期間が長かった理由は実は幾つかの要因があるんですよね。まぁそれは自ら決めたことだったし、内容についてはまたいつかお話ししようと思ってる。とにかくザスパクサツ群馬の一員になってからの日々は僕にとってとても良い経験になったと思っています。このチームで僕が求められる点、責任、評価などは十分認識して加入したつもりだったし、僕が加入した当時の群馬はJ2で年間50勝ち点を目指していたけども、なかなか勝利を積み上げられずに苦しんでいた。結局最終的な勝ち点は41で、残留ラインぎりぎりに留まり、最低限の目標であるJ2残留を果たすことはできた、そして来季につなげることが出来た。その点に関してはポジティブに捉えています」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	　群馬での初出場は11月3日の第37節・Ｖ･ファーレン長崎戦で、後半途中からの出場だった。その後も第38節・相模原戦、第39節・町田ゼルビア戦と途中出場が続き、満を持して先発の座を得たのは第40節のアルビレックス新潟戦だった。
</p>
<p>
	「個人的には途中出場していた時期も『スタートから行ける』と思ってはいたんですよね。当然途中から出場するよりも先発できた方が圧倒的にプレーしやすいし、最初から自分の中でリズムを作ることが出来る。でも、それを決めるのは監督だし、僕はいつ使ってもらえるかと待っていました。初めてスタートから出た新潟戦では約8ヶ月ぶりのスタートだったけども、その中である程度自分らしさは出すことはできたのかなと思うし、何よりサポーターやファンの方々に自分存在を改めて知ってもらえた事が何よりも大きなことだった。この新潟戦、そして続く磐田戦は外からみると明らかに格上と言われるチームとの対戦で、最終節は残留を争う大宮と。いずれも厳しい戦いになるとは当然思っていたのでそこは個人的にも気にしていた部分の一つ。もちろんチームとしては勝ちたい。ただ、最低限ドローも見据えながら勝ち点を1つでも多く積み上げたいと思っていました。その中で、新潟戦と磐田戦はいずれもスコアレスドローで終え、初めてこのチームで長い時間プレーしたことで、このチームの課題を多く見つけることが出来た。そして僕もスタートから試合に出たことで、チームにおける自身の役割をはっきりと認識できたと思っていたし、それにこの2試合で今のこの僕らの状況ではどんな戦い方をすれば良いのかがある程度各々が把握できたことも収穫だったと思っていました。中でも間違いなく上位相手にはどのようにゲームを進めるべきかなどをチーム全体で理解できたと思ったんですよね。でも、、、最終節の大宮戦ではその経験を全く生かせなかった。相手もうまくいっている状況とは言えないチームだったのだけれども、この試合でチームがボロボロだったのは本当にショックだったし、試合後には『僕は何をしに群馬へ来たんだ。。。』と何度も自問自答する時間があった。『僕自身がもっとチームに、仲間に伝えられることはあったんじゃないか。もっと強く激しく言うべきだったのか』などなど。今のこのチームに足りないもの、向上しなければならないものを最終節でしっかり理解したし、各々が感じることがあったと思う。今は加入してからの今までの時間をとても充実したと言える。僕はこのチームでは間違いなく誰よりも自身の身体のケアには時間を使ってきたし、準備してきたと自信を持って言うこともできるから」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	　J2に残留できた事実は大きく、細貝自身もその点は深く理解している。
</p>
<p>
	「J3に降格して、また1年でJ2へ戻るのは当然簡単なことではない。もちろんクラブの資金の問題もあるし、J3の中にも将来的にJ1昇格を狙っているクラブも当然あるわけで、今回はJ2から4クラブが降格するレギュレーションだったわけだから、来季のJ3は一層厳しいリーグになるとも思うんですよね。その意味では、群馬としてはJ2に残留できたことはかなり大きなことだと思ってるし、これでまた間違いなく来季につなげることが出来た」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	　今後もサッカー選手としての意欲は更に高まっている。
</p>
<p>
	「クラブ、チーム、スポンサーの方々、そしてファンやサポーターから『細貝が群馬に来てくれて良かった』と言ってもらえるのが一番嬉しいことだし、加入し、実際にそう言ってもらったことが一番嬉しいことだった。プロサッカー選手のモチベーションはそういった人たちの思いによって支えられているし、その声援が力になり、未来を左右するとまで言える。だからもっともっと皆さんに認めてもらえるようにやらなきゃいけないと強く感じています』
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	　細貝の2021シーズンが終了した。彼はまだまだプロサッカー選手として、これからも戦い続ける。
</p>
<p>
	（了）
</p>
<p>
	　</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【Column-088】 [My home town-02] 『復活間近』</title>
		<link>https://hajime-hosogai.net/archives/4289</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[hosogai-staff-]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 30 Oct 2021 03:15:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Column]]></category>
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					<description><![CDATA[&#160; &#160;ザスパクサツ群馬に加入してからの細貝萌はコンディション調整に勤しんでいた。 &#160;タイリーグ1のバンコク・ユナイテッドでの活動を終えてから約半年が経過し、タイから日本への帰国、そして群馬へ…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	&nbsp;ザスパクサツ群馬に加入してからの細貝萌はコンディション調整に勤しんでいた。
</p>
<p>
	&nbsp;タイリーグ1のバンコク・ユナイテッドでの活動を終えてから約半年が経過し、タイから日本への帰国、そして群馬への移籍が決まるまでの自主トレーニング期間と、イレギュラーな日々を強いられた影響は大きく、予想してた以上に心身を整える必要が生じた。
</p>
<p>
	&nbsp;経験豊富な選手とは言え、かなりのストレスを抱えていたと推測できる。特に所属先をなかなか決めなかった時期は精神面に揺らぎがあった。今年の6月に35歳となり、同年代の仲間がセカンドキャリアを模索するのを見るにつけ、不安に苛まれることもあっただろう。
</p>
<p>
	&nbsp;しかし、その漠然とした不安は故郷への思いによって払拭された。情熱を注げる場所を再び見出したことで高まったモチベーションを、今度はその身に還元させなければならない。プロの舞台で、群馬のために戦うための下地作り。その過程には幾つかの困難もあったが、チームへの合流から約1か月が経過した10月19日、細貝は待望の全体練習参加を果たした。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	「バンコク・ユナイテッドでの活動を4月に終えてから、すぐに次の進路を決めなかった理由は、いつか皆さんにも話せるときが来たらと思っています。その中には、自分の内面と向き合う時間が必要だったという理由もある。その後、群馬への加入を決めたわけですが、当初は別メニュー調整から入って部分合流、そして全体練習へと移ってきて、最近になってようやくチームメイトと一緒に活動できるようになった実感がある。この調整の期間も様々な事があったが、僕が来てすぐにチームのスタッフが与えてくれたプラン通り練習をこなす事が出来ていると思う。」
</p>
<p>
	　今季の群馬はJ2リーグの35試合を終えた段階で8勝10分17敗の勝ち点34で17位。22チームで争い、下位4チームがJ3へ自動降格する厳しい今季レギュレーションの中で、群馬は降格圏の19位・愛媛FCと勝ち点1差、20位・ギラヴァンツ北九州、21位・松本山雅とは勝ち点3差、22位・相模原SCと勝ち点4差と、熾烈な残留争いの最中にある。
</p>
<p>
	「なかなか良い結果が出ていない状況ではありますけど、もっとやれるチームだと思うし、チームの目標を超えていくためにやるしかないと思っている。かなり際どい戦いが続いていますけど、決してチームの雰囲気が悪いとは思っていないです。僕も素晴らしいチームメイト達から数多くのものを学んでいる」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	　残されたゲームは少ないが、細貝の力が求められるときは必ず来る。
</p>
<p>
	「僕自身は今の置かれた状況、身体の問題を一つひとつクリアしてコンディションを作っていかなきゃいけない。そのうえで、与えられた機会でベストを尽くす。それを、ザスパクサツ群馬を応援してくれる皆さんに約束できればなと思っています」
</p>
<p>
	　自身に課せられる役割も捉えられている。
</p>
<p>
	「基本的にはボランチで勝負することになると思うんですけども、チーム状況によってはいろいろなポジションをやる機会もあると思う。その時の状況下でチームの為になるようにしっかりとその役割を全うしたい。また、特にチーム全体の雰囲気作りには心を配っていきたいとも思う。練習での雰囲気作りも当然大事だけども、実際の試合で自分がピッチに立つことで、チーム状況をより良い方向へ導きたい。何か感じとって貰えるように努力したい。そのうえで結果を積み上げていきたいですね」
</p>
<p>
	　最近の群馬は接戦が続く中でなかなか勝点を積み上げられていない。
</p>
<p>
	「そうですね。特に終盤に失点してしまったり、先制しながら追いつかれるゲームが多いかもしれない。直近のモンテディオ山形戦では後半アディショナルタイム間近で失点して敗戦してしまったし、京都サンガ戦では前半に（大前）元紀のゴールで先制できたけど後半開始直後に（ピーター・）ウタカ選手に得点を奪われてしまった。前半と後半の境目や試合終盤などの重要な時間帯にスコアが動くことが多いんですけども、そこでチームとして辛抱する時間を作ったり、冷静さを保つ意識を持つのも大事だと思う」
</p>
<p>
	　久しぶりに故郷・群馬での生活を過ごしているが、現状は自宅と練習場を往復するだけの日々が続いている。
</p>
<p>
	「最近は山から風が吹き込んでくることが多くなって、『あっ、この風の感じ、懐かしいな』と思うこともある。ただ、今は家から練習場への行き来のみで、他は何もしていない。今はコロナ禍でもあるから当然外食などへ出かけていないし、正直この1ヶ月、立ち寄った場所は郵便局に一回、それと、コンビニに3回くらいしかないかな（笑）。サッカーに集中出来る良い生活。でも、だからこそサッカーにより集中し今は群馬という新しい環境でのリズムに慣れることが大事。特に自分はシーズンの最初から身体を作り上げてきて今があるわけではなく、また年齢の問題もあるから身体のケアにはとても気を遣っています」
</p>
<p>
	　久藤清一監督とのコミュニケーションも適切に取れている。
</p>
<p>
	「キヨさん（久藤監督）はとても選手の心情を慮ってくれる指導者だと思う。監督自身、Jリーガーとして長くプレーしてきた経験があるから、それを踏まえて僕ら選手たちを指導してくださっている。僕自身は監督が何を求めているのかをもっともっとこれから理解していかなきゃいけないと思うし、今後もそのためのコミュニケーションを大切にしていきたい。その中で、今は『久藤監督の下で、群馬のためにピッチで結果を残したい』と心から強く思っている。また、コーチングスタッフの中には群馬出身の大先輩である小島伸幸GKコーチなどもいる。また、アシスタントコーチやフィジカルコーチ、分析担当、チームマネージャー、チームスタッフなどがとても献身的にチームを支えてくれていて、僕自身も大変お世話になっていて、毎日オフ日も僕の身体のメンテナンスやトレーニングのためにスタッフが時間を作ってくれたりして、本当に感謝しています。そのような方々の支えがあるからこそ、選手たちはプレーをできる。そのことを心に留めながら、これからも続く厳しい戦いの中で、僕自身の存在意義を示したいと思っています」
</p>
<p>
	　群馬のユニフォームを身に纏い、クラブ、チームのために戦う日まであと僅か。復活のときは近づいている。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	（了）
</p>
<p>
	&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【Column-087】 [My home town-01] 『群馬での新たなる挑戦』</title>
		<link>https://hajime-hosogai.net/archives/4283</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[hosogai-staff-]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 30 Sep 2021 05:11:09 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Column]]></category>
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					<description><![CDATA[コロナ禍の影響によりタイ・リーグ1での約2年に及ぶシーズンを終えた細貝萌は、2021年5月31日にバンコク・ユナイテッドとの契約を満了した。ブリーラム・ユナイテッドから始まったタイでのプロサッカー選手生活はここで一旦幕を…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>
	コロナ禍の影響によりタイ・リーグ1での約2年に及ぶシーズンを終えた細貝萌は、2021年5月31日にバンコク・ユナイテッドとの契約を満了した。ブリーラム・ユナイテッドから始まったタイでのプロサッカー選手生活はここで一旦幕を閉じ、細貝と家族は海外移動のリスクも考慮しながら7月末までは首都バンコクで過ごし、新たなクラブでの新たなる挑戦に向けて準備を進めていた。
</p>
<p>
	　ヨーロッパと似通ったスケジュールでシーズンを終えた中で、細貝は幾つかのオファーを受けていた。その中には２シーズンを過ごしたタイリーグ１部のチームからの申し出もあったが、彼自身は次なるモチベーションの源を別の地に定めていた。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	「タイで２シーズンプレーしたこともあって、良い条件でのオファーをくれたクラブもありました。しかも、それは一つだけではなかった。待遇や金銭面を含めて、35歳の僕に対してそれだけの評価をしてくれることを本当にありがたいと思いました。それにオファーをいただいたチームの監督と電話で話した事もありました。でも、一方で、約3年ほどタイという国に住んで、この国のプロリーグで2シーズン過ごしてみて、自分の中で新たな環境で勝負したいという思いが芽生えていたんです。また、コロナの影響で不規則な形でシーズンが終わったことで、一旦フリーの状態で様々な事を考えてもいいのではとも思ったのが正直なところです。その結果、5月末に契約を終えてからしばらくは、次への決断を下さないでいたんです。今後も続けていく中で時間が必要だと判断しました。」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	5月末から日本へ8月初めに帰国する間も含め、常に自主トレーニングに励んで来るべき時に向けて準備を重ねていた。しかし9月に入ってから体調を崩してしまった。やむなく休養に努め動けない時間があったことでこれまで維持してきたコンディションを一旦落としてしまった。所属クラブを決めずにフリーの身、タイから日本へ移り変わった居住環境、そしてコンディション低下。様々なファクターが積み重なり、彼は重要な選択を迫られていた。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	「時間が経過して、様々な事が起こり、改めて今の自分を見つめ直すことができました。そして、こうも思った。5月にシーズンを終えてから、もうかなり長い時間、自分はサッカーをプレーしていないなって‥」
</p>
<p>
	　現役を続ける意思はもちろんあるが、身の処し方には逡巡していた。しかし、もう立ち止まってはいられない。そう一念発起したとき、彼の心にはあるクラブ、チームへの思いが滲み出ていた。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	「僕の生まれ故郷を本拠地とするザスパクサツ群馬。実はタイの幾つかのクラブから新たなオファーを受け他のクラブとも話しを始めたぐらいの時期に、僕の方からザスパクサツ群馬にも僕の事を話してみてくれないかと伝えました。すると数日後、チームは僕の獲得に興味があると仰ってくれたんです。ただ、それと同時に、僕自身はまだまだ海外でプレーすることに対しても興味があるという気持ちもあったのが正直なところ。人としてまた一歩成長する為にもまた新たな国で新たな挑戦するべきなんじゃないかと。でも、今までの自分のキャリアやこれからの将来、今の細貝萌には何が一番大事なのか、どの環境に居るべきなのかを考えたときに、決して短絡的な選択をしてはいけないと思った自分もいました。そこで、時間を掛け様々な事を考えた結果、自分が生まれ育った故郷のために何かしたい、故郷を本拠地とするクラブであるザスパクサツ群馬で少しでも貢献できればこれ以上に嬉しいことはないんじゃないかという思いに至ったんです。だから、金銭的な条件の話は僕からは一切していないし、交渉もしていない。今はそんなものよりも大切なものがあると強く思ったんですよね」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	細貝は前橋育英高校を卒業しプロとしてのキャリアを歩み始める2005年までの18年間を群馬で過ごした。そして、ザスパがJリーグに加盟してJ2へ参加したのは同じ2005年。つまり、ザスパがプロサッカークラブとして歩んできた月日の中で、細貝は異なる街、異なる国、異なるクラブで自身のプロサッカー人生を過ごしてきたことになる。
</p>
<p>
	「群馬に戻るならこのタイミングで戻ることに意義があるんじゃないかと思った。今の僕は誰が見てもベテランですよね。18歳のときに生まれ故郷を離れ幾つかの経験をした僕が、サッカー選手としての基盤を育んでくれた地元に貢献できるのは、このタイミングを逃したらもう今後は厳しくなるんじゃないかと思った」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	　日本でのプレーは約2年9か月ぶりのこととなる。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	「まずはザスパクサツ群馬のために戦えるだけのコンディションを取り戻さなきゃいけない。会見などでも言ったように、現実は現実。今後サッカーをしていく為にこの時間が自分に必要だったと判断したとは言え、4月中旬からピッチを離れていたことは現実で、9月の初めに体調不良でダウンもした。本当に苦しかったけどその壁もまたいつものように一歩ずつ乗り越えてきた。前所属クラブとの契約が満了してからかなり長い月日が過ぎてしまったけど、この間に培われて想い抱けた自身の感情はかけがえのないものだとも思うし、絶対に必要な時間だった。だからこそここまで決めることが出来ず、将来のための時間を選択してきました。この間で本当に様々なものを感じることが出来、自分はどこにいるべきか、何をするべきか、何のためか。を自分の中で強く再確認することも出来ました」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	今季のザスパはJ2リーグを戦いの舞台とし、31試合を終えた時点で8勝8分1敗の勝ち点32で16位に位置している。今季は下位4チームがＪ3へ降格する厳しいレギュレーションの中で、ザスパは降格圏に位置する19位のツエーゲン金沢と僅か勝ち点4差と、今後は熾烈な残留争いが予想される。今季のJ2は全42節で争われるため、このタイミングで加入した細貝に残された出場試合数は限られている。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	「とにかく僕としては今のベストを尽くしていきます。それはザスパクサツ群馬のサポーター、ファンのみなさんに約束したい。でも、これからザスパクサツの選手として闘って為にも今この時間を大切にしていきたいと思っています。しっかりと現実を見ながらチームとしっかり話しをし、一歩ずつ進んでいきたいと思っています。その中で僕個人にフォーカスするよりもザスパクサツ群馬を応援してほしい。その中の一つのピースとして輝きを放てるよう僕も努力をしていきたいと思っています。僕はもう逃げない。コンディションを上げる途中でまた壁も立ちはだかってくると思うけど、強い気持ちを持って一歩ずつ乗り越えていきたい」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	チームの目標は勝ち点50。残留争いをしているチームの中には大宮アルディージャや松本山雅など、J2の中では資金力のあるクラブもある。このコンディションを上げていく過程も本当に難しいことだと理解している。でも、だからこそ、僕は短期的ではなく先を見据えてチームのために力になりたいと思ってる」
</p>
<p>
	　故郷での挑戦を自らだけでなく、クラブ、チームにとっても意義のあるものに。35歳の細貝萌は、新たなる境地を抱いてピッチに立つ。
</p>
<p>
	（了）
</p>
<p>
	　</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【Column-086】 [微笑みの国で-24] 『2020-2021シーズン終了』</title>
		<link>https://hajime-hosogai.net/archives/4129</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[hosogai-staff-]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 09 Apr 2021 14:05:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Column]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://hajime-hosogai.net/?p=4129</guid>

					<description><![CDATA[バンコク・ユナイテッドと細貝萌の2020-2021シーズンが終わった。 &#160; 長い、長いシーズンだった。 今シーズンのチーム始動は2019年12月末。細貝は所属元のブリーラム・ユナイテッドからレンタル移籍する形で…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>
	バンコク・ユナイテッドと細貝萌の2020-2021シーズンが終わった。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	長い、長いシーズンだった。
</p>
<p>
	今シーズンのチーム始動は2019年12月末。細貝は所属元のブリーラム・ユナイテッドからレンタル移籍する形でバンコク・Uの一員に加わり、タイの首都であるバンコクへと移り住んだ。
</p>
<p>
	バンコク・Uの序盤戦は好調だった。2020年2月中旬に開幕したリーグ戦でいきなり4連勝を飾って首位に躍り出た。しかし、4試合を消化した後、リーグは新型コロナウイルスの流行による中断を余儀なくされた。その期間は約7か月に及び、各クラブはこの間に序盤戦の反省を踏まえてチーム編成の見直しに着手した。しかし、コロナ禍の影響で入国制限が課せられた事情もあり、戦力補強はタイ国内のクラブに在籍する選手の間で取り交わされることになった。
</p>
<p>
	例えば以前に細貝と同僚だったブリーラムの元ベネズエラ代表DFアンドレス・トゥネスは中断期間中にBGパトゥム・ユナイテッドへ移籍し、頼もしい戦力を得たパトゥムは結局24勝5分1敗の勝ち点77という圧倒的な成績でクラブ史上初のリーグ制覇を果たした。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	一方で、細貝が所属するバンコク・Uは中断前の序盤戦が好調だったこともあり、他チームのように精力的な戦力補強はしなかった。それだけチームの完成度に自信があったわけだが、結果的にこの判断が裏目に出てしまう。
</p>
<p>
	9月中旬の再開初戦こそ勝利してリーグ戦5連勝を記録したものの、その後は4連敗を含む6戦未勝利と急失速してしまう。結局、この躓きをリカバーできなかったバンコク・Uは15勝6分9敗の勝ち点51で5位に終わり、リーグ優勝はおろか、AFCチャンピオンズリーグへの出場権も逃してしまった。
</p>
<p>
	リーグ戦終了後、バンコク・Uは勝ち残っていたタイFAカップの戦いに臨んだ。しかしこちらも4月7日の準決勝でチェンライ・ユナイテッドに敗れ、これで正式に今シーズンの終焉を迎えた。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	細貝は、アジア枠の関係もあり登録メンバーから外れていたので、タイFAカップへの出場資格を有していなかった。スタンドで所属チームの敗退を見届けた後、彼は今シーズンをこのように振り返った。
</p>
<p>
	「自分はカップ戦のゲームに出場できないので、準決勝はスタンドから観ていた。結局チームは敗退してしまって、今シーズンの全日程が終了した。僕は2019年の12月にバンコクへ来たから、それから1年4か月以上が経過したことになる。これまでのプロサッカー人生の中でも、これだけ長いシーズンを戦った経験はもちろんなかった。コロナ禍の中で3度も中断期間があって、特に一度目のときは約7か月も中断されることになった。自分にとってはその中断期間が本当に辛かった。リーグ終盤の2月3月のハードな連戦では毎週2試合のゲーム、しかも中2日のゲームが続いたりする中で、それでもコンディションを整えて試合に出場して結果を残さなければならなかった。<br />
	これまでのサッカー人生でもここまでハードな日程をこなしたことはなかったから、当初は身体が持つか心配だったけれども、結局今シーズンは中断期間中に一度脳震盪に見舞われた以外は大きなケガもなく過ごせた。その点については充実していたと思う」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	今年の6月に35歳になる細貝は、今シーズンの自身のプレーパフォーマンスにも言及している。
</p>
<p>
	「昨シーズンのブリーラムでのプレーよりも、今シーズンの方が良いプレーができたと思っている。ただ、チーム成績はブリーラム時代のときの方が上で、その点に関しては物足りなさを感じているし、プレー内容についても外部から見ると異なる評価をされるかもしれない。ただ、警告の累積による出場停止と、過密日程の中で最下位だったチームと対戦したゲームで欠場した2試合以外は全てのリーグ戦に出場できて、数多くの試合に出ただけあって選手としての充実感はあったように思う」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	細貝がタイの地に降り立ってから、約3年が経とうとしている。
</p>
<p>
	「タイのサッカーに関してはブリーラム時代の1年目に概ね把握できた。日本やヨーロッパに比べて暑い気候なので、その感覚に馴染むまでに少し時間がかかったくらい。あとは、タイの雨季は想像以上に激しいもので、試合前にスコールが降ったりすると泥だらけのピッチでプレーしなければならなくなることもあった。それに下位相手との試合の方が難しいゲームになることも僕自身感じた。実際にベスト11に選んでもらった試合や、個人的に良い感覚でプレー出来た試合は比較的上位のチームとの対戦ばかりだったし、守備をガチッと固めてくる下位チームとの試合で僕自身がボランチの選手として輝くのにはかなり苦労した。。でもそれも、ここでのプレーを経験し続けることで順応できてきている思う」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	今シーズンが終わった直後、細貝が率直な思いを吐露する。
</p>
<p>
	「やっぱりコロナ禍の影響は大きかった。バンコク・Uは序盤に5連勝してから4連敗。その間に中断期間が挟まれて、他チームのチーム編成が様変わりし、好調だった僕らのチームスタイルは研究され、それを僕らの力ではすぐには解決出来なかった。国内での選手の移籍が頻繁に行われたことで、シーズンの中で3度も特定の選手と対峙したことがある。『あれ？　この選手と、この前も対戦しなかったっけ？』と。とてもイレギュラーなシーズンだったと思うけども、それでも明確に結果は示されるわけで、バンコク・Uはリーグ戦5位という結果に終わった。その点に関しては悔しい思いがある。監督も交代して、悪い時期、良い時期があったけども、それでも個人的にはコンスタントに試合に出場して、大きなケガをせずにシーズンを終えられた。今は健康を維持してサッカーをプレーできたことを誇りに思ってる。家族はもちろんのこと、周りにいる皆からの大きなサポートがなければ成し得なかったことだと思っている。様々な方々に感謝しなければならないですよ。カップ戦の準決勝で敗退して車で自宅に帰るまでに、そんなことを考えていました」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	細貝にとっての、長く意義深いシーズンが終わった。
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	了
</p>
<p>
	&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【Column-085】 [微笑みの国で-23] 『連戦の今シーズン最終盤』</title>
		<link>https://hajime-hosogai.net/archives/4031</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[hosogai-staff-]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 06 Mar 2021 23:00:40 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Column]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://hajime-hosogai.net/?p=4031</guid>

					<description><![CDATA[&#160; タイのリーグ1は3月末に終了するシーズンに向けて連戦が続いている。 コロナ禍の影響で何度も中断を余儀なくされた今シーズンはイレギュラーな案件が乱立し、その影響がクラブ、チームにのしかかっている形だ。バンコク…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	タイのリーグ1は3月末に終了するシーズンに向けて連戦が続いている。
</p>
<p>
	コロナ禍の影響で何度も中断を余儀なくされた今シーズンはイレギュラーな案件が乱立し、その影響がクラブ、チームにのしかかっている形だ。バンコク・ユナイテッドでプレーする細貝萌が語る。
</p>
<p>
	「2月と3月の２か月間で、リーグ戦とカップ戦を合わせて14連戦を消化しなければならない。しかもその試合間隔が中2日の場合も結構あるから、コンディション調整はとても難しいと感じている」
</p>
<p>
	&nbsp;
</p>
<p>
	通常日程を消化するプロチームは試合を行った翌日に身体のケアを兼ねたトレーニングを行い、その翌日にオフ日を設ける。そしてオフ明けから再び週末のゲームに向けて練習を重ねるわけだが、これが連戦になると、その日程調整が難しくなる。特に中2日でゲームを消化することになると、試合翌日にダウントレーニングをしたら翌々日は試合前日となり、負荷を掛けたトレーニングを行えずに再び本番を迎えることになる。選手たちは休養の機会を得られず、監督以下コーチングスタッフはチーム構築の機会を削がれてしまうわけだ。
</p>
<p>
	今年の6月に35歳となる細貝にとっては、コンディション調整の面でも幾つかの不安を抱えている。
</p>
<p>
	「連戦になるとどうしても身体をケアできる時間が減ってしまう。それでも、これまで通りコンディションを整えないと不安だから、無理をしてでも体調を整えようとしている。だからなのかわからないけど、今のコンディションはかなり良い。例えばプールに入って身体を弛緩させる作業なども、今ではナイターゲームが終わった深夜に自宅へ戻ってからするようになった。真夜中にプールに入るなんて、なんだか変だよね（笑）夜中2時とかに入る時もあるぐらい（笑）。他にもCompexやNormaTec、マッサージガンなども良く使っている。今はそのような調整をしているんだけど、お陰でコンディションはとても良い感じを維持することが出来てる。」
</p>
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	これまでであれば、コンディション調整のトレーニングも全てチーム内の施設で行うことができた。しかし、今のような過密日程下では自宅で過ごすプライベートタイムでもその作業をこなさねばならない。
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	「うーん、仕事の時間がプライベートに及んでしまっていることに関しては、それほどストレスは感じていないんだけどね。そもそも多くの試合をプレーできるということはサッカー選手として冥利に尽きるわけで、やり甲斐もある。ただ、これまでのプロサッカー人生で、僕は特に身体のケアには気をつけてきたつもりだから、それがおざなりになった末に大きなケガをしてしまったら、すごく後悔してしまうんじゃないかという不安がある」
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	バンコク・ユナイテッドは第24節消化時点で11勝5分8敗の6位。リーグはすでに21勝3分の全勝でBGパトゥム・ユナイテッドが史上最速の優勝を決めた。しかし、プロサッカー選手である細貝にはシーズン終了まで全力で戦う義務があり、本人もその意欲を保ち続けている。
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	「前節のナコーンラーチャシーマー戦は累積警告で出場停止だったけど、その前までは6連戦全てに先発出場していた。リーグ戦もコンディションの関係でスタートから出なかった試合が1試合、1分も出ずに休んだ試合が1試合。他の試合は全てスタートからで出ている。この地でコンスタントに試合に出続けることは当たり前だし、自分のコンディションについても今のところは全く問題ない。あとはチームにどんな結果が付いてくるのか。どれだけ自分が中盤の底でチームのために頑張れるか。3月の残り6試合でどれだけ成績を上積みできるかはチームにとっても、僕個人にとっても大事なことだと思っている。今は1試合、1試合にフォーカスして臨んでいきたいと思う」
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	今季の細貝は所属元であるブリーラム・ユナイテッドからバンコク・ユナイテッドへ期限付き移籍したが、新型コロナウイルスでシーズンが変更になったタイミングで契約も切り替わり、今シーズン終了まで既にバンコク・ユナイテッドと新たな契約を結んでプレーしている。それでも来季の動向については様々な選択肢が生まれる可能性もあるが、それでも今の彼は一心不乱にバンコク・ユナイテッドに尽くす覚悟を決めている。
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	「今季はまだ4月にカップ戦の試合が残っているんだけども、まずはは3月末のリーグ戦終了でシーズンが終わるような状況。とにかく今は一歩一歩、1試合1試合、確実に前へ進んでいくしかないと強く思っている」
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	長く困難だった細貝とバンコク・ユナイテッドの今シーズンは、ついに最終盤を迎えた。
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	了</p>
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		<title>【Column-084】 [微笑みの国で-22] 『年をまたぐ、イレギュラーなシーズン』</title>
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		<dc:creator><![CDATA[hosogai-staff-]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 04 Jan 2021 14:38:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Column]]></category>
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					<description><![CDATA[&#160; 新型コロナウイルスの猛威に晒された2020年。細貝萌の住むタイは他国に比べると感染者数が少ないが、政府、そしてタイのサッカーを運営するタイリーグなどがウイルス感染対策を徹底させ、昨年、そして今も様々な制限措…]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>
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	新型コロナウイルスの猛威に晒された2020年。細貝萌の住むタイは他国に比べると感染者数が少ないが、政府、そしてタイのサッカーを運営するタイリーグなどがウイルス感染対策を徹底させ、昨年、そして今も様々な制限措置を採っている。ちなみに現在のタイリーグは昨年末に年末年始を挟んだブレイク期間に入り、今週末から再開が予定されていたが、少数ながらも国内でウイルス感染者が出たことを受け、1月中のリーグ再開が見送られることになった。短いオフを過ごして再びトレーニングが始まった矢先の試合延期に、タイリーグに初属するクラブ、そしてコーチングスタッフや選手は様々な対応を強いられている。
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	バンコク・ユナイテッドの細貝萌は今、複雑な心境を抱きながらも、その難局を乗り切ろうとしている。
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	「まず、そもそも今のシーズンに向けてチームが始動したのが2019年の12月なんですよね。そこから1年以上が経過したのに、未だにシーズンが半分しか消化されていない。これまで長く現役生活を続けてきたけども、このようなシーズンを経験するのはもちろん初めてのことで、戸惑うことも多いですね。また今回は1月中のリーグ再開が無くなったわけだけど、その対処もしなければならない。かなり不規則なリズムが刻まれているシーズンをどう過ごすか。これが今後のプレーにも影響してくるのかなと思いますね」
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	1年以上が過ぎたシーズンの中では、もちろんリーグが長く中断された時期があった。その際はチームの活動が停止することもあった。いわばシーズン中に長いオフ期間が設けられたようなものだが、選手サイドとしては、これを単純な休息期間と捉えるのは難しかったはずだ。
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	「今回のシーズン中のオフ期間は次のシーズンへ向けたものではなく、あくまでも、いつ再開されるか分からない今のシーズンに向けてのものだったから、精神的に肉体的にもリフレッシュするような心境にはならなかった。断続的にシーズンが続いている状況で、そうなれば様々な負担が生じて疲労が抜け切れなくなる。また僕は34歳になったので、単純にフィジカル面でも注意が必要になるんですよね。そのような状況でのコロナ禍でのシーズンだから、とても不思議な、複雑な思いで日々を過ごしていますね」
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	細貝の所属クラブであるバンコク・Uも深刻な&ldquo;コロナ&rdquo;の影響を受けた。バンコク・Uは新型コロナウイルスが世界的な流行となる前の2020年2月のリーグ開幕から3月にかけてのタイリーグ4試合で全勝して敢然と首位に立ったが、約6か月の中断期間を挟んだ後の再開後は2勝3分7敗と急失速してしまった。その結果、クラブはアレシャンドレ・ペルキング監督を解任し、現在はタイ代表の西野朗監督の下でコーチを務めていたトッチャタワン・スリーパン氏が新監督に就任して立て直しを図っている。
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	細貝が今のチームの現状を話す。
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	「バンコク・Uに関しては、中断前と中断後で完全に流れが変わってしまった。対戦相手は中断前の僕らが実践していたサッカーを研究したうえで、中断明け後は自陣に引いて守備を敷いたうえでカウンターを仕掛ける形に特化してきた。逆に僕らはそれに対応できず、安易に相手陣内に攻め込んでボールを奪われ、アンバランスな守備陣形を突かれて失点を重ねた。対戦相手のサッカーに攻略されてしまうゲームが続いてしまって、順位をどんどん下げてしまったんですよね」
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	第16節を終えた今のバンコク・Uの順位は6勝3分7敗の9位。首位のBGパトゥム・ユナイテッドが14勝2分の無敗を堅持し、そのパトゥム・ユナイテッドとは勝ち点23差を付けられてしまっている。
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	「正直、順位はかなり厳しいもので、首位との勝ち点も離れてしまった。今の目標はひとつでも上の順位に行くこと。でも正直、中断前は優勝を意識していたので、中断後に目標を変更せざるを得なくなった点に関しては残念に思っています」
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	一方で、細貝自身はチーム体制が変更されてからもコンスタントに試合に出場し続けている。ただし、その役割には若干の変化が生じているとも言う。
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	「監督が代わってからも、僕に与えられているポジションはボランチ。でも、そのボランチに科せられた役割はかなり変わっている。今の監督は試合毎にボランチに様々なタスクを与えていて、僕ら選手はその都度、コーチングスタッフサイドからの指示を受けて試合に臨んでいる。その役割の種類はかなり多いので、まだ今はその順応に努めている段階です」
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	ボランチのポジションにはチームキャプテンのアントニーもいるが、その中で、細貝はチームの顔とも言える選手を差し置いてレギュラーの座を掴んでいる。
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	「アントニーは、このチームに6年も在籍しているキャプテンの選手だけども、それでも前任のペルキンク監督、そして今の監督は僕を起用してくれているから、その信頼は感じています。でも、今の僕の年齢ではコンスタントに試合に出場し続けるのは難しいとも思っている。若い選手と同じように、どんな試合でも全力を尽くしてプレーし続けらればいいけども、30代半ばを過ぎると無理をした分、どこかで負担が生じてしまうんですよね。その結果、プレーパフォーマンスを落としたりしてチームに迷惑をかけてしまう可能性があることを常に考慮しなければならない。だから、どこかのタイミングで必ず休息を取る必要性は感じています。その点に関してはバンコク・Ｕのクラブの幹部の方とも話し合いをしたりして、時折試合で起用されないことがあることも理解しています。クラブ、チーム全体で僕の立場や年齢のことを考えてもらっているわけで、その点は非常に助かっています。もちろん選手としては全部の試合に出場したいけれども、ケガをしたりしたら戦力にならない。その点は自覚して、このイレギュラーな日程の中でもコンディションが保てるように留意しています。でも、その中で僕がもっとやらなきゃいけない状況でもあります。もっともっと僕はチームの力にならなければいけない。」
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	今般のコロナ禍の状況がどのように推移していくのかは誰にも分からない。。
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	「今シーズンの先のことは今は全く分かりません。でも、今は先のことを考えてばかりいるのは良くないので、とにかく『今を戦う」ことにフォーカスしています。自分の思い描くイメージを保ちつつ、プレー面においても精神面においてもプロサッカー選手のベーシックな部分を見つめ直して、『今を戦いたい』と思っています」
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	　細貝萌にとっての、長い長い、それでもかけがえのないシーズンが続く。
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	（了）
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