Diary2022/10/25
先週末の試合でザスパクサツ群馬の2022年シーズン公式戦全日程が終了しました。
今シーズンの順位を見てもわかるよう、とても厳しいシーズンだったように思います。。。
シーズンの総括は追ってコラムでも詳しく書くようにしますね。
さて、どうしてもシーズン終盤からこの時期になってくると、今と全く同じメンバーで闘うことはないのか…。と考える時期になります。
別のクラブに移籍していく選手、クラブに残りたくても契約満了となってしまう選手などなど、、、様々な状況の選手がいて、選手だけでなくスタッフも変わる可能性があります。
プロとして戦うことの厳しさを改めて感じる時期でもあるように思います。
同じメンバーでの闘いは二度と戻ってこないからこそ、シーズンを通しもっと良い成績で終えたかった。もっと完全燃焼するぐらい努力しなくてはならなかったと思っています。
これまでのサッカー人生、僕自身も何度も移籍を繰り返し、常に新しいチームにコミットできるように努力してきました。この仕事をしていると数年先の将来のことどころか、1年後2年後のことすら何も分からない。
来季は今所属しているチームから必要とされないかもしれない。
チームの体制がガラッと変わってしまうと一気に方針が変わり、もう必要ないから自ら出ていってほしい。と言われるかもしれない。。
本当に様々な可能性が出てくる時期でもあります。
でも、僕は今までもずっとそうでしたが、その居場所でチームにコミットすることだけをずっと考えプレーしてきたからこそ、今の自分があると感じています。
今シーズンは左足首脱臼骨折で手術もし、数ヶ月間離脱する事もありました。大きな怪我で4ヶ月間以上も離脱することになってしまったのは僕のサッカー人生では初めての経験で、怪我というものはこういうものか。と、改めて思い知らされました。ですが、今は怪我してしまったことを後悔していない自分もいます。
それは試合に臨むにあたって、常にしっかりと準備し、しっかりケアしながら毎日トレーニングに励んできたから。
やれるだけやってきたと自分で思っているからこそ、怪我をしてしまったことだけに関して言えば後悔はありませんでした。
このシーズン中、打撲や足首の影響で治療だけに専念した日も数日ありましたが、OFFも含め全く身体を動かさない日はありませんでした。さすがに手術翌日はリハビリすら出来ませんでしたが‥。。
その分、たくさんのスタッフには負担をかけてしまったかもしれません。
だけど、プロサッカー選手である以上はそれが当たり前。上を目指すものであればそれが当たり前なことだと僕は学んできたし、J2で僕らザスパクサツ群馬は20位。上には19チームがあり、そのまた上のJ1には18チームあります。
だから、そのチームの選手たちよりもやらなきゃいけないことが多いのも当たり前だし、それを考えればもっともっとストイックに出来たんじゃないかと思っています。
とにかく、、、、まだ数多くのやるべき仕事は残っていますが、一度シーズンOFFとなります。
今シーズンも応援して頂き本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
また細貝萌というサッカー選手としてしっかりプレー出来るよう、全力を尽くしていきたいと思います。
今シーズンも本当にありがとうございました。
Hajime Hosogai.