Diary2024/08/13
第26節、アウェイの清水戦も残念ながらチームは敗戦してしまいました。0-4.
自分はメンバー外となり、チームに帯同することはできませんでした。
ベテランと呼ばれる年齢になってから地元に帰ってきて、実は僕自身これまで言わないようにしてきたことがあります。
それは、監督に「自分を試合に使ってほしい」と言ったり、「自分が出場できない理由」や「どうしたら出られるようになるか」を直接聞くこと。
海外でプレーしていた時には、自分と監督のギャップなどはもちろん、自分の思うような出場機会がなかった時には直接監督室へ行き、ドイツ語や英語でそんな質問を投げかけたことも何度もありました。
でも、その頃の自分と今の自分では様々な面で考え方も少し変わったんだと思う。
監督は監督の立場としてチームの勝利のためにベストなメンバーを選んでいるはずで、自分は選手の立場として先発の11名に入れるように、18名の帯同メンバーに入れるようにベストを尽くすのみ。
僕自身、選手としてのモチベーションは若い頃と一切変わってないと思っています。
むしろ年齢を重ねている分、自分が出場したら「こうチームを引っ張っていこう」とイメージもできるようになり、若い頃より出場したい欲求は増しているかもしれません。
その時のベストを尽くせるように、自分の身体のケアに使う時間も勝手に増え、食事面でも若い頃より気を使ってコントロールするようにしています。
クラブとして自分より将来性がある若い選手たちを起用したいのも僕は理解出来る。
僕自身も若い頃に試合に使ってもらってきたことで成長できたし、そこから飛躍できたから。
そしてそのベテラン選手が若い選手を抑えて起用してもらうには大きな違いを作り出すしかない中で、自分自身の実力不足なのもしっかり理解しています。
でも、チームがなかなか結果を出せていないこと、応援してくれているサポーターに勝利を届けることが出来ていないことは本当に悲しく心が痛い。
そして、ピッチ上でもっと出来るはずのチームメイトが輝くことが出来ていない状況を毎試合ベンチの外から見るのは本当に複雑な気持ち。
僕自身も昨シーズンからここまで、こんなに長い時間試合に絡めていないのはサッカー人生でほぼほぼ初めてな状況。
ピッチに立てていない状況で、どうやってチームのために貢献できるのか、もがいている自分もいます。
プレイヤーとしては自身のコンディションをどうにか維持し、チーム内の競争を活性化させることが必要だと思うし、ベテランとして自分が出場しようがしまいが前向きな雰囲気を作り出すことが必要かなと。僕自身の反省点も多い。
現在のチームのことを考えると、やっぱり少しでも早く前向きに何かを変えなくてはいけないし、変わらなきゃいけないと思う。
だからまずはそのために自分自身が変わらないと、チャレンジし続けないと、と自分に言い聞かせています。
だからこそ、また今日から自分らしく頑張ろう。
Hajime Hosogai.